害虫の代表格だけど
庭で育てている野菜につく代表的な害虫がカメムシ。ピーマンの枝にびっしりついているとゾッとすることもある。「つくらし」ではせいぜいピーマンが数本ある程度なので、手で取り除いても大した手間ではないのだが、これが農家さんとかになると洒落にならないのだろうと想像する。
ところが野菜に取り付くカメムシにはたくさんの種類があり、中には「美しい」といっていいものもあるので、記録しておこうと思う。とはいえ害虫。カメムシにはかわいそうだが、記録した後は庭から排除させてもらう。
赤いラインがシックなカメムシ
コロナ禍前に埼玉の里山で発見したカメムシ。赤いラインがとってもきれいなアカスジカメムシ。
生まれたときからこの配色なのだろうか? この配色では自然界の中で目立ったりしないのだろうか?
明るいオレンジのラインがきれいなカメムシ
明るく複雑なオレンジのラインのきれいなヒメナガメ。
葉野菜を育てるとやってくる。オレンジと黒のラインは歌舞伎の隈取りのようにも見える。
緑色だけど、ラメっぽい金属質な光り方をするカメムシ
「つくらし湘南」でみつけた光沢のあるカメムシ。よくみる緑色のカメムシはツルツルした光沢があるのだが、こちらはラメのような光沢がある。吊り上がり気味の肩がかっこいいツノアオカメムシ。
ロボットのようなカメムシ
ここまでくると冗談のようにも見えてくるアカホシカメムシ。まるでロボットの顔のよう。しかも、大抵の場合、集団で群れて発生する。
なんか、無表情なロボットの顔がみんなこっちを向いているような錯覚を覚える。しかも少しだけ悲しげに見えるんだよね。オクラの葉っぱの上で発見した。