見つけると拾っちゃう
こどもの頃から(実は大人になっても)どんぐりを見つけると、ついつい拾ってしまうのですが、今年は豊作のようで、森を歩くとあちこちに可愛いどんぐりが落ちています。あんまりたくさん拾っても仕方ないので、散歩のたびに数個拾っていたのですが、いつの間にか結構な量に。
拾ったどんぐり、どうしようかな。
どんぐりと言っても、大きいもの小さいもの、細長いもの丸いものなど、さまざまあって、きっと種類も違うはず。そういえば、沖縄のどんぐりの図鑑があったっけ。調べてみよう!
私が散歩している森は赤土(国頭マージ)がメインだから、実の先が丸い円柱形のはマテバシイかな。そして、先が尖っていて円錐形なのはイタジイ。ずんぐりむっくりと丸いのはオキナワウラジロガシみたい。マテバシイとイタジイは炒ったり茹でて食べられるみたいだから、なにかつくってみよう!
どんぐり染めに、どんぐりクッキー
まずは殻をペンチで割って、中の実を出し、殻は草木染めに、実はクッキーにすることに。
どんぐり染めは、殻を砕いて、不織布の袋に入れてグツグツ煮出し、色が出てきたところに、呉汁で下処理をしたコットンリネンを入れてしばらく煮込み、ある程度時間が経ったら取り出してミョウバンで媒染して、また煮込んで染めていきます。
そして、どんぐりクッキーは、殻から取り出した実をフードプロセッサーで小さく砕き、バターと砂糖と混ぜて、オーブンで焼いてできあがり。今回はどんぐり100%のクッキーにしたので、ちょっとポロポロしましたが、思っていたよりずっと美味しい!
ああ、またどんぐりを見つけたら拾ってしまうだろうなー。