亜熱帯の森
森散歩をするようになって感じるのは、ここが亜熱帯だということ。もちろん、青くて透明な海を眺めても南の島だと感じるし、11月に半袖を着ていても感じるけれど、森の中で風にそよぐ大きなヒカゲヘゴを見ると、ああ、ここは亜熱帯の森なのだ、と。
ヒカゲヘゴは大型のシダ植物。だから、新芽はゼンマイのようにぐるぐるしていて、食べることもできてしまう。なんとも大きな山菜だ。
茎に近づいてみると毛がびっしり生えていて、なんだかちょっとケモノのよう。
近づいてから上を見上げると大きな葉っぱ。そして、空。
ヒカゲヘゴの森はどれだけ眺めていても飽きないなぁ。