名札をつけよう うちの庭

ちいさな庭

つくらしには、ちいさな庭があります。木が何本か生えていて、ちいさなアタイグワァ(畑)や花壇がつくれるくらいの広さ。

庭のことをもっと知りたくなったので、草木に名札をつけることにしました。

名札をつくろう!

用意するのは、端材でつくった長方形の板。これは樹木用で、13cm×7cmにしてみました。

長方形の板ができたら、紐を通すための穴を上部左右にあけ、好きな色のペンキを塗ります。

目立つけれど、庭に馴染む色がいいな、と思ったので、青を選びました。

庭にある樹木の本数分を用意してね。

名前と特徴を調べよう

庭の木、名前がわかるものもあれば、わからないものもありますよね。

つくらしの庭も名前がわからない樹木が半分位あったので、図鑑を見ながら何の木かを調べていきました。

もしも名前のわからない木が多かったら、植物に詳しい友達や知人に教えてもらってもいいかもしれません(たとえばSNSに写真をアップして聞いてみると、教えてくれるかも)。

庭にいるときに知りたいことを書く

名札に書くのは、自分が庭にいるときにわかるとうれしいな、と思うこと。

たとえば「熟した実は甘い」とか「クワガタが集まってくる」とか「花は香りがいいハーブティになる」など。

調べても忘れてしまったら、せっかく実が甘く熟したのに味見しそこねたり、クワガタが集まってきているのに気づかなかったり、美味しいハーブティを楽しめなかったりしますよね。

だから名札に書くのは、少しだけ未来の庭にいる自分に伝えたいこと。

気になる存在

名札を庭の樹木につけたら、それまであまり気にしていなかった木が、なんだかとっても気になる存在になってきました。

あ、いまは実が甘く熟しているからジャムをつくろう!

剪定した枝で草木染めをしようかな。

花が咲いたからハーブティを飲もう、なんていう楽しみも広がるし、木に集まってくる虫たちとも出会ったりします。

名札をつける(つまり、名前を知る→興味を持つ→思い出せるように工夫する)ことで、その存在が身近になっていくんだなぁと実感しています。