やっぱり次は粘菌
地衣類、苔ときたら、やっぱり次は粘菌。かなり昔に粘菌の記録映画を見たことがあるけれど、そのときも「不思議な生きものだなぁ」と思って、そのまま出会うこともなく(いや、出会っていたかもしれないけれど、気づかないまま)きてしまったのですが、こんなにいろんな種類の地衣類や苔があるのだから、きっと身近なところに粘菌もいるはず。
でも粘菌ってどんな形をしているのだろう? と思って、写真集を手に入れました。苔の胞子体やキノコのようにも見えるけれど、そうか、こういう感じのものなのね。
まずは庭を見てまわったのですが、それらしきものは見当たりません。
ところがある日、庭の片隅でいつもと違うものを見つけました。あれっ、これ、もしかして。
急いで虫の眼レンズを取りにいって写真をパチリ。おお、これはもしかしたら!
ちなみに粘菌は、植物でも動物でも、菌類でも地衣類でも苔類でもなく、生きている間はずっとからだの形を変えながら動き続けるアメーバーの仲間だそうです。
庭のちいさな白いキノコのようなものも、その日のうちに形を変えて、消えていきました。
森の粘菌
庭にあるなら、森ならもっとあるだろうと、朽ちた木や湿ったところを探して見つけたのがこれ。
粘菌なのかどうかは、まだよくわからないのですが、粘菌らしきものではあるかな。からだの形が変わっていくところを見てみたいなぁ。