ワンピースの満足感 はじめての服づくり-04

秋はやっぱりワンピース

夏のはじめから、夏服、スカート、パンツとつくり続け、気づくと少し涼しくなってきています。袖なしでは肌寒くなってきたので、5分袖位のワンピースをつくってみようかな。

確かにこれまでつくっていた夏服もワンピースではあったのですが、袖なしと袖ありでは難易度が違いそうなので、自分が持っているワンピースを裏返してつくり方をあれこれ確認し、あれっ、もしかしたら袖付けせずに袖ありワンピースをつくれるかも、と思いついて、布に手持ちのワンピースを置いて型取りをして、ハサミでジョキジョキ、ミシンでダダダ。できあがって着てみたら、なんだかこれでも大丈夫みたい。

私は比較的小柄なので、ワンピースをつくるときの布幅は150cm〜200cm程。たとえば、下の写真の左側が布幅200cmで、右側が150cmでつくったもの。200cmだと裾もふんわり広くて、袖も5分丈。150cmだと少しスリムな形で、半袖になります。

模様などに合わせて布幅を決めているのですが、何着かつくって着ているうちに、もっと着心地がいいものがつくれそうな気がして、袖をもっと水平にしてつくってみることに。着心地優先で、袖だけでなく、身幅も少しゆったり目にしたのが、これ!

着てみたら、肩も自由に動かしやすいし、着心地が一層よくなっていました。おうち着に最適。

アフリカンプリントを楽しむ

この記事で紹介しているワンピースのほとんど(一番上の写真の右側以外)がアフリカンプリントなのですが、アフリカンプリントの布は、色や模様が大胆なもの、繊細なものなどさまざまで、どれも服にすると映えそうなものが多く、シンプルなワンピースでも特別な雰囲気が醸し出されます。

最近は、日本でも人気が出てきたらしく、扱うネットショップや店舗なども増えてきているようです。ちなみにアフリカンプリントは、現地では6ヤードで1束になって流通していて、1束単位で購入すると割安だったりするので、とても気に入った布は1束単位で手に入れたりしていました(残念ながら、お気に入りのネットショップは閉店してしまいましたが)。

綿100%で扱いやすく(多少色落ちはしますが)、シンプルな形でも映えるアフリカンプリントは、好みに合えば、服づくりにピッタリなんじゃないかな。