毛糸を染めてマフラーづくり

余った毛糸でマフラーを編もう!

20年以上前、兵庫県立一庫公園のネイチャーセンターをつくったときに出会ったのが草木染め。地域や公園内の自然を知るためのきっかけとして草木染めは有効なのではないかと思い、身近な草花などでいろいろ染め、展示プログラムやワークショッププログラムとして展開していきました。

それからは、公園でのプログラムとしてだけでなく、自分のくらしの中でも日常的に染めるようになり、羊毛は染まりやすいので、原毛や毛糸もたくさん染めて、いまでもさまざまな色の羊毛が手元にあります。

沖縄でくらすようになってからは、冬あまり寒くないので毛糸で編み物をすることもほとんどなくなっていたのですが、長年くらしていると冬の暖かさにも慣れてきて、東京では暖かいと感じる気温でも寒く感じるようになってきました。そこで、半端な量で使えずにいた毛糸でマフラーを編むことに。

それぞれの色の量があまりないので、あえて少しずつ色や編み方を変え、できあがったのがこれ!

紺色は藍染で(藍を建てて染めたりしていました)、水色はつくらし@東京の庭で育てていた蓼藍で生葉染めをしたもの、黄色は庭にあった桃の葉かな、茶色はドングリ、紫は、なんだったかな。

余り毛糸でつくったマフラーが思いのほか可愛くできたので、森で見つけたものたちをマフラーに刺繍してみることに。私が最近森で気に入っているのが、ホウライカガミやノゲシなどの綿毛。

ワンポイントで刺繍してみたら、ほら、こんな感じ。

おお、これは可愛い。

じゃあ、次は、樹皮を這うツル植物とキノコも刺繍してみよう。

これはちょっと大変だったけど、まあまあかなぁ。

手軽に楽しみながらつくれるので、余った毛糸で編む短めマフラー、オススメですよ。